8月1日、平塚中央公民館大ホールにて
「平塚×リトアニア 国境を越えた音楽とダンスの祭典」というイベントが開催されました。
このイベントは東京オリンピックにおいてホストタウンとなる平塚市とリトアニアの文化交流として企画されたそうです。
今回、イベントをプロデュースしている仁さんと平塚100人カイギを通じて縁が繋がり、取材に伺わせていただくことになりました。

リトアニアからは世界でもその芸術性の高さから有名である
「スクティニス」というフォークダンスグループが日本を公演して回っており、踊りを披露してくれました。
長い歴史のある民族曲で踊り、
時には歌を歌ったりして…
観客をいかにして巻き込むかを重視し、その為に
全員の動きを見事に揃え言語を越えたメッセージを伝えてくれました。
後半は手話UDダンスの「北村仁」さん。
音が聞こえないダンサーの「KAZUKI」さん。
ヒューマンビートボックスの「TATSUYA」さん。
そして、歌手の「清貴」さん。と「荒巻勇仁」さん。
が登場しました。
手話ダンス・ヒューマンビートボックス・歌 などの音楽
最初はlemonを披露。手話ダンスに加え、ヒューマンビートボックスでは、Genさんが登場しました。
誰もが知る日本の歌を披露し、会場を盛り上がりました。
だけど、音楽は耳の聴こえない人はどんなメロディーなのかもメッセージも実は届いていなかったんだという事に気付く事が出来て、
手話っていうものに特別を感じていたけど、手話ダンスを通じてその価値観が少し変わったと思います。
仁さんは、手話は身近なものだという事を話し、その技術を地域の人にも教えているそうです。
そんな仁さんと教え子の皆さんが踊ったのは、星野源で「アイデア」です。
困っている人が居たらこれを機にジェスチャーでいいので助けてあげれると良いかもですね!
次に披露したのはヒューマンビートボックスの「TATSUYA」さんです。
TATSUYAさんはヒューマンビートボックスで世界3位を取る実力者で、
車の音や、多数の音を一気に出すなどの技を披露。
観客の皆さんにも出来るように工夫した
「ポテトチップス」という魔法の呪文を教えてくれました。
先日訪問して一緒に体験したという、平塚盲学校の子どもたちがステージに立ち、披露する場面もありました。
そして、「清貴」さんです。
清貴さんは日本で活躍するシンガーソングライターで、
「あなたがいてくれたから」や、
今回歌ってくれた「無限大∞」などがあります。
自分の思いを大切に周りを盛り上げ、自身がセクシャルマイノリティでもみんなが受け入れてくれたという事を経験として語り、話すことの大切さを伝えてくれました。
他にも平塚のテーマソングを歌った平塚の歌手 壱師 美穂さん。常時手話で通訳をしてくれた橋本一郎さんがいてくれたことで、どんな人でも音楽を楽しめる場になっていたように感じました。
最後はWe are the worldという曲を全員で合唱しました。
なんと!今回は We are the worldの時に国際手話通訳のユンミさんが登場しました!
来年訪れるリトアニアの人達をしっかり歓迎できるように頑張りましょう‼︎
最後に今回の主催者の仁さんからメッセージが届いています!
このような大掛かりなイベントに取材として参加させてもらえたことは、今までの活動とは比べ物にならないくらい、緊張しながらの参加でした。とてもたくさんの人が関わっており、いろんな人の想いによって、イベントが作られているということに触れることができました。貴重な機会を作ってくださった仁さん、 本当にありがとうございました!